沖縄で2回ワーケーション体験をしたので、メリットやお勧めの過ごし方を紹介したいと思います。
ワーケーションとは
コロナ禍もあり、企業でも取り入れる企業が増えてきて注目が高まってきています。
私の所属している企業もワーケーションを働き方の一つとして認めており、地方などと提携をしていたりしています。
ワーケーションは、ホテルやリゾート地などの休暇先にて、テレワーク（リモートワーク）で仕事をすることとされています。
個人的には、ワークとバケーションがしっかりと組み入れることが重要だと思っています。家以外のホテルで仕事していれば、ワーケーションではないと思っています。
スタンスとしては、旅行の間に仕事をする。というのではなく、仕事が終わったら、遊ぶ場所に困らない。
という感覚で動いていた方が、仕事もバケーションにも影響が出ないと思います。
ワーケーションのメリットとは？
１．長期休暇を取らなくてよい
たぶん、これが一番のメリットかもしれませんね。海外はこのご時世はダメですが、国内であれば、調整次第で、休みなしでワーケーションを行えると思います。
２．安いプランで長期間行ける
通常の旅行であれば、土日をくっつけて。とか、お盆休みに。など、料金の高い時期に行くことになりますが、そもそも、働く事になるので、休み前提で考える必要がありません。
その分、費用もかなり抑えることができます。
※費用の抑え方などは、プランニングでご紹介したいと思います。
３．リフレッシュできる
旅先のチョイスにもよりますが、家で仕事をするときに比べ、オフの時間に圧倒的にリフレッシュできます。
ONも家、OFFも家だと大変ですが、OFFの時はバケーションとなるので、気分からして違います。
４．仕事の仕方がうまくなる
ある程度仕事の段取りなどをしっかりしておく必要があるため、仕事量のコントロールなどが格段にうまくなると思います。
遊ぶために仕事量をコントロールするのですから、本気になります（笑）
同じような理由で、時短勤務の方も、仕事の分配などは優れていると思います。
※この考え方は、自身の仕事を、成果で評価してくれる会社にいる人しか通じないと思いますので注意が必要です。
ワーケーションのデメリット
１．仕事がエンドレスになる
テレワークが浸透してきてからこのような事態になっていると思いますが、仕事がエンドレスになる場合があります。
基本的に定時を過ぎたらチャットや電話などはOFFがオススメです。
２．最低限の仕事環境の確保が必要
ホテルにもよりますが、回線スピードが出ないWifiとかは最悪です。自身でポケットWi-Fiなどを用意するなど、バックアップ体制を確保することが重要です。
最悪、コワーキングスペースへ行くこともアリだと思います。
３．リモートワーク前提
すべての仕事がオンラインで完結することが重要です。私はお客様との打ち合わせなども含め、すべてオンラインで対応できるので、仕事のスタイルに依存している仕組みでもあります。
４．それなりにお金がかかる
家にいるよりはお金かかります。旅費のほか、食事代なども考えると、安いとはいえ、ある程度の出費は覚悟しましょう。
ただ、２泊を複数回行うより、一回を長期にした方が圧倒的に充実感はあると思います。
５．家族との調整
うちもそうなのですが、私は何泊でもOKなのに、パートナーが数日しかダメ。といったことがあり、家族内での日程調整が大変です。
※今年のワーケーションは日程があわず、私は1人で行いました。翌週にパートナーが1人で行ってましたがｗ
ワーケーションを楽しむポイント
１．リモートワークに慣れておく
ワーケーションのポイントですが、個人的には準備が大切だと思っています。それも、周りをいかに巻き込むか。というところです。
自身がテレワーク（リモートワーク）に慣れて置き、トラブルがあってもリカバれるようになっておく必要があります。
どうしても会社に行かなくてはいけない事態。というのが一番困るので、そのシチュエーションを考えておき、対処を想定しておきましょう。※もし、会社に行かなければならない事態が発生する可能性がある方は、近場で行うのが良いと思います。安心感が重要なので、無理して遠いところに行く必要はないです。
２．周りにこの人はワーケーションをする人だと思わせておく
さらに重要なポイントとしては、周りの人の理解ですね。私は、お客様にも、「来週はワーケーションで沖縄から仕事しますね」などと言っています。
これは、お客様も仕事をある程度調整してくれるので、働きやすくなりますよｗ
※先進的な取り組みをしている企業として高く評価してくれる場合もあります。
３．全部仕事をする必要はない
最後に、平日はすべて仕事する。という思い込みから捨ててもいいと思います。なので、有給休暇も織り交ぜながら期間中の半分ぐらいは仕事する感覚で良いと思います。
わたしは、仕事をする日（残業とかもする）と休む日を分けています。この方が、よりリフレッシュできますし、バケーションも堪能できるのです。
ワーケーションにお勧めの場所
１位．沖縄
安定の沖縄です。お勧めのポイントとしては、空港が近いこと。アクティビティも充実し、リゾート感もあることですね。
沖縄などは、ワーケーションプランなども多く出ているので、いろいろと選択肢もあると思います。
２位．近場の温泉地
昼は仕事、夜は温泉でリフレッシュという定番コースですね。
デメリットとしては、何回も行きたいか。と言われると、一回行くと、二回目の選択肢に入らなくなることでしょうか。
３位．都心（繁華街のある）ホテル
これは、気分転換レベルですね。昼はホテルで仕事をして、夜は繫華街でご飯食べたり飲んだり。というスタイルになると思います。
このプランの良いところは、最悪、会社に行くことができるところでしょうか。
仕事終わってからホテルにチェックインというのもアリですね。
４位．やってみたいのはキャンプ場
最後は準備のハードルが高いですが、最近はこのプランもオススメですね。
テントを張るような本格的なキャンプから、グランピングというった高級志向まで、さまざまな方向性もあり、自然の中でのんびりできると思います。
沖縄ワーケーションのススメ
最後に、この一年で数回のワーケーションを行ってきた結果から、実体験をもとにしたワーケーションのプランニングをご紹介します。
１．日数
まずは日程選びですが、長期間がお勧めです。正直、ホテルのグレードによりますが、３泊するのも１０泊するのも金額に大差ありません。
４月に行ったときは、８泊９日で、飛行機代＋ホテルで、34,000ぐらいでした。（エアトリでとりました）
金額的にみると、ほぼ、飛行機代です。
GoToトラベルがあったときならもっと安かったと思います。
ちょっとラグジュアリーなホテルをチョイスする場合は、ホテルのワーケーションプランなどを選択する方が安いかもしれません。（２週間で10万ぐらいでかなり格安）
２．日程
これは飛行機代に直結します。
要は、休日の前後に移動する必要がないので、火曜日発とかにしてしまえばかなり安く済みます。
私が選択しやすかった格安の方法は、平日の夜便（最終）でした。
このメリットは、木曜日に普通に仕事をして、その後、飛行機で飛び立つので、移動日を休暇に充てる必要がないことです。
※飛行機移動だと、移動中に仕事ができないので、どうしても、移動日は有給休暇を取得せざる負えないことが多くなります。
空港に夜につくことになりますが、レンタカーを借りてそのままホテルに直行すれば、OKなので、かなりアリパターンだと思います。
３．ホテル選び
実は沖縄のホテル選びはちょっと苦労しました。
選択肢としては二つ（両方行きました）
１）リゾートホテル
２）シティホテル
です。
１）リゾートホテルバージョン
まずは、リゾートホテルですが、ある程度、周りにお店がないと食事や仕事の後の楽しみが満喫できないのです。
あとは、温泉がついているのを探しました。リフレッシュには温泉が必要だと思っていますw
※ただ、沖縄って意外とSPAって少ないんですよね。
選択肢としては、美ら海水族館周辺か、北谷周辺になりました。
で私が選んだのが、北谷のレクー沖縄でした。
アメリカンビレッジの横にあり、ごはんにも困らず、温泉もあり、多少ラグジュアリーな感じ。できたばかりなので館内もきれいでした。
２）シティホテル
二つ目のシティホテルですが、これは完全に場所と価格です。（もちろん、大浴場は必須）
完全に飲んだくれる目的でのチョイスでしたので、那覇周辺で国際通りなどへのアクセスを重視しました。
また、仕事もあるので、ワークスペースが十分にあるか。なども考慮する必要があります。
※シティホテルは、デスクの広さやWifiなどの強さなど、不安定なものも多いです。特に地方は回線スピードが怪しいです。
候補にあがったのは、COMMUNITY&SPA那覇セントラルホテルとAPAホテル那覇。両方ともかなり格安で宿泊可能です。
那覇セントラルホテルは、コワーキングスペースがあり、仕事面では充実していると思います。APAは完全に価格ですね。
選択したの価格重視でAPAホテルでした。近所に定食屋もあり、食事面を優先しました。
双方ともにですが、ワーケーションで宿を選ぶ場合は、仕事後にどのような行動をするか。でホテルを選ぶことをお勧めします。
例えば、恩納村あたりのハレクラニやブセナテラスなども止まりたいのですが、おそらく、仕事終わりに、ホテルの外で過ごすという選択肢が無くなります。
私はこれがNGでした。車で出かけるとお酒飲めなくなるしね。
皆さんも、ホテルを検討する際は、ホテルの綺麗さだけではなく、仕事後を想定して、最適なホテルを検討してみてください。
レクー：https://www.vessel-hotel.jp/lequ/okinawa/
アパホテル那：https://www.apahotel.com/hotel/kyushu/naha/
COMMUNITY&SPA那覇セントラルホテル：https://www.nahacen.com/index.html
４．タイムスケジュール
沖縄旅行でのポイントになると思うのですが、実は沖縄そばのお店など、昼間しかやっていないお店が多いのです。あと、日曜日がやっていなかったり。
なので、ワーケーション期間中の平日についても、どこか、有給休暇を使って、平日フリーの日程を作ることがバージョンとして価値を上げることができます。
また、スキューバダイビングやシュノーケリングなど、那覇周辺などからも、ボートツアーが出ているので、こちらも、事前予約ではなく、現地で一番天気の良い日程を確認してから、予約するのもアリだと思います。
一週間以上いるのであれば、どこかで晴れます！！！
５．交通手段
平日が仕事で追われることになると、あまり外出する時間が取れないと思います。しかし、沖縄といえば、ちょっとドライブなどもしたくなると思います。
私ですが、９日間で車を乗ったのは２日程度でした。
この場合、レンタカー付きのプランなどを予約すると高くなる可能性があります。シティホテルなどは駐車料金などもかかることがあるので、この辺りも余計な出費と考えます。
では移動手段をどうするかなのですが、私はカーシェアを契約しているので、利用するタイミングで都度予約をして利用していました。
ガソリン代なども込みですし、非常に便利に使えることとができます。
※私はタイムズカーシェアを利用しています。
最後に沖縄のワーケーション風景を
レクーでワーケーション
APAホテルのデスクは狭いので注意
夕日を見ながら仕事後の一杯
ドライブの途中でカフェでメールチェック
仕事後のせんべろ
ボートでシュノーケリングツアー
空港のラウンジで仕事
いかがですか？
ワーケーションに興味をもっていただければ幸いです。
今日のオススメ的なメニューから。そら豆のはさみ揚げ。うまい
せせりのタレ焼き。
